(趣旨)

第1条　この規則は、天草市文化財保護条例(平成18年天草市条例第118号。以下「条例」という。)の規定に基づき、条例の施行に関し必要な事項を定めるものとする。

(指定の申請及び同意書)

第2条　条例第4条第1項の規定による指定を受けようとするものは、指定文化財指定申請書(様式第1号)に写真及び図面並びに所有者又は管理責任者の同意書(様式第2号)を添えて天草市教育委員会(以下「教育委員会」という。)に申請しなければならない。

(指定書)

第3条　条例第5条第3項の規定による市指定文化財に対しては、文化財指定書(様式第3号)を交付するものとする。

(所有者又は管理責任者の変更届出)

第4条　条例第8条第1項から第3項までの規定による所有者又は管理責任者の変更等の届出は、指定文化財所有者(管理責任者)変更報告書(様式第4号)によるものとする。

(滅失、損傷又は亡失等の届出)

第5条　条例第9条の規定による文化財の滅失若しくは損傷若しくは亡失若しくは盗難又はそのおそれがある場合の届出は、指定文化財滅失(損傷・亡失・盗難)届(様式第5号)によるものとする。

(所在場所の変更)

第6条　条例第10条の規定による文化財の所在場所の変更届出は、指定文化財所在場所変更届(様式第6号)によるものとする。ただし、次の各号のいずれかに該当する場合は、届出を要しないものとする。

(土地異動の届出)

第7条　条例第11条の規定による文化財の土地異動の届出は、指定文化財土地異動届(様式第7号)によるものとし、かつ、当該土地の異動に関する土地台帳の謄本及び登記所に備えられた地図の写しを添えるものとする。

(現状変更の許可申請)

第8条　条例第12条の規定による文化財の現状変更の申請は、指定文化財現状変更許可申請書(様式第8号)によるものとし、かつ、次に掲げるもののうち、該当する書類及び図面等を添付するものとする。

(修理の届出)

第9条　条例第14条の規定による文化財の修理の届出及び完了の報告は、指定文化財修理届(様式第9号)及び指定文化財修理完了報告書(様式第10号)によるものとする。

(補助金の申請)

第10条　条例第18条の規定による文化財の修理保存等に要する経費の補助を申請しようとするときは、指定文化財管理(修理保存)補助金申請書(様式第11号)を教育委員会に提出しなければならない。

(経費補助による施行等)

第11条　条例第18条第1項の規定により市から補助金の交付を受けたときは、当該文化財の所有者又は管理責任者は、教育委員会の指示に従って管理等を適切に施行し、前条に定める申請書の記載事項に変更の必要を生じたときは、あらかじめ教育委員会の了解を受け、完工したときは、速やかに施行の経過その他必要な事項を記載した報告書、清算書及び完工後の写真を教育委員会に提出しなければならない。

(標識等の設置)

第12条　市指定の有形文化財及び記念物の所有者又は管理責任者は、教育委員会の指示に従い、当該文化財の管理に必要な標識その他の施設を設置するものとする。

(台帳)

第13条　教育委員会は、市指定文化財台帳(様式第12号)を備えるものとする。