○天草市うしぶか海彩館条例

平成18年3月27日

条例第222号

(設置)

第1条 市の産業の活性化及び観光の振興に寄与することを目的として、海彩館を設置する。

(名称及び位置)

第2条 海彩館の名称及び位置は、次のとおりとする。

名称

位置

うしぶか海彩館

天草市牛深町2286番地116

(事業)

第3条 うしぶか海彩館(以下「海彩館」という。)は、次に掲げる事業を行うものとする。

(1) 喫茶店及びレストランの経営

(2) 農産物及び水産物の加工及び販売

(3) 販売促進のための催し事の企画、立案及び運営

(4) 文化財に関する情報提供

(5) 服飾、雑貨等のデザインの企画、加工及び販売

(6) 前各号に掲げるもののほか、海彩館の設置の目的を達成するために必要な事業

(休館日)

第4条 海彩館の休館日は、次のとおりとする。ただし、市長は、必要があると認めるときは、これを変更することができる。

(1) 毎月第3火曜日

(2) 決算たな卸しの日

(3) 1月1日及び12月31日

(平21条例49・旧第6条繰上・一部改正)

(利用時間)

第5条 海彩館の利用時間は、午前9時から午後10時までとする。ただし、市長は、必要があると認めるときは、これを臨時に変更することができる。

(平21条例49・旧第7条繰上・一部改正)

(利用の許可)

第6条 海彩館を利用しようとする者(以下「利用者」という。)は、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。許可された事項を変更しようとするときも、同様とする。

2 市長は、海彩館の管理上必要があると認めるときは、前項の利用の許可について条件を付することができる。

(平21条例49・旧第8条繰上・一部改正)

(利用の制限)

第7条 市長は、利用者が次の各号のいずれかに該当するときは、海彩館の利用を許可しないことができる。

(1) その利用が公の秩序を乱し、又は善良な風俗を害するおそれがあるとき。

(2) その利用が集団的に又は常習的に暴力的不法行為を行うおそれがある組織の利益になると認めるとき。

(3) その利用が海彩館の施設又はその附属設備を損傷し、又は滅失するおそれがあるとき。

(4) 前3号に掲げるもののほか、海彩館の管理運営上支障があるとき。

(平21条例49・旧第9条繰上・一部改正)

(利用許可の取消し等)

第8条 市長は、利用者が次の各号のいずれかに該当するときは、その許可を取り消し、又はその利用を停止し、若しくは退館を命ずることができる。

(1) 偽りその他不正の手段により許可を受けたとき。

(2) この条例又はこの条例に基づく規則に違反したとき。

(3) 第6条第2項に規定する利用許可の条件に違反したとき。

(4) 前条各号のいずれかに該当することが判明したとき。

2 前項の場合において、利用者が損害を受けることがあっても、市は、その責任を負わない。

(平21条例49・追加)

(使用料)

第9条 海彩館の使用料の額は、別表のとおりとする。

2 前項の使用料は、第6条の許可をする際に徴収する。ただし、市長が特別の事由があると認めるときは、使用料を後納させることができる。

(平21条例49・追加)

(使用料の減免)

第10条 市長は、公益上特に必要があると認めるときは、使用料を減額し、又は免除することができる。

(平21条例49・全改)

(使用料の不還付)

第11条 既納の使用料は、還付しない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、市長は、その全部又は一部を還付することができる。

(1) 天災地変その他利用者の責任に帰し得ない事由により利用できなくなったとき。

(2) 市の都合により利用許可を取り消したとき。

(平21条例49・旧第13条繰上・一部改正)

(目的外使用又は権利譲渡の禁止)

第12条 利用者は、海彩館を許可目的以外の目的に使用し、又はその利用する権利を譲渡し、若しくは転貸してはならない。

(平21条例49・旧第14条繰上)

(造作等の制限)

第13条 利用者は、海彩館を利用するために特別の設備をし、又は造作を加えようとするときは、あらかじめ市長の許可を受けなければならない。

(平21条例49・旧第15条繰上・一部改正)

(原状回復の義務)

第14条 利用者は、海彩館の利用を終えたときは、直ちに原状に回復しなければならない。第8条第1項の規定により利用許可を取り消されたとき、利用を停止されたとき、又は退館を命ぜられたときも、同様とする。

2 利用者が前項の義務を履行しないときは、市がこれを執行し、その費用を利用者から徴収する。

(平21条例49・旧第17条繰上・一部改正)

(入館の制限)

第15条 市長は、公の秩序を乱し、又は善良な風俗を害するおそれがある者に対し入館を拒み、又は退館を命ずることができる。

(平21条例49・旧第18条繰上・一部改正)

(指定管理者による管理)

第16条 海彩館の管理は、地方自治法(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項の規定により、市長が指定するもの(以下「指定管理者」という。)に行わせることができる。

2 前項の規定により海彩館の管理を指定管理者に行わせる場合にあっては、指定管理者は、次に掲げる業務を行うものとする。

(1) 海彩館の利用の許可に関する業務

(2) 海彩館の維持管理に関する業務

(3) 第3条各号に掲げる業務

(4) 前3号に掲げるもののほか、海彩館の管理及び運営に関する事務のうち、市長が必要があると認める業務

3 第1項の規定により海彩館の管理を指定管理者に行わせる場合は、第4条ただし書及び第5条ただし書中「市長は、必要があると認めるときは、」とあるのは「指定管理者は、必要があると認めるときは、市長の承認を得て」と、第6条から第8条までの規定、第13条及び前条中「市長」とあるのは「指定管理者」と読み替えるものとする。

4 第1項の規定により海彩館の管理を指定管理者に行わせる場合において、当該指定管理者が海彩館の管理を行うこととされた期間前にされた第6条第1項(前項の規定により読み替えて適用される場合を含む。)に規定する許可の申請は、当該指定管理者にされた許可の申請とみなす。

5 第1項の規定により海彩館の管理を指定管理者に行わせる場合において、当該指定管理者が海彩館の管理を行うこととされた期間前に第6条第1項(第3項の規定により読み替えて適用される場合を含む。)の許可を受けている者は、当該指定管理者の利用の許可を受けた者とみなす。

(平21条例49・追加)

(利用料金)

第17条 第9条の規定にかかわらず、前条第1項の規定により海彩館の管理を指定管理者に行わせる場合は、利用者は、指定管理者に海彩館の利用に係る料金(以下「利用料金」という。)を前納しなければならない。ただし、指定管理者が後納を認める場合は、この限りでない。

2 利用料金は、別表に掲げる額の範囲内において、指定管理者があらかじめ市長の承認を得て定めるものとする。

(平21条例49・追加)

(利用料金の収入)

第18条 市長は、指定管理者に利用料金を当該指定管理者の収入として収受させるものとする。

(平21条例49・追加)

(利用料金の減免)

第19条 指定管理者は、市長の承認を受け、利用料金を減額し、又は免除することができる。

(平21条例49・追加)

(利用料金の不還付)

第20条 既納の利用料金は、還付しない。ただし、次の各号のいずれかに該当するときは、指定管理者は、その全部又は一部を還付することができる。

(1) 天災地変その他利用者の責任に帰し得ない事由により利用できなくなったとき。

(2) 市の都合により利用許可を取り消したとき。

(平21条例49・追加)

(損害賠償)

第21条 利用者は、海彩館の施設又はその附属設備に損害を与えた場合において、原状回復ができないときは、市長が相当と認める損害額を賠償しなければならない。ただし、市長がやむを得ない理由があると認めるときは、その額を減額し、又は免除することができる。

(平21条例49・旧第19条繰下)

(立入検査)

第22条 利用者は、海彩館の職員が職務執行のため入場し、又は海彩館の利用について指示をしたときは、これを拒むことができない。

(平21条例49・旧第20条繰下)

(委任)

第23条 この条例の施行に関し必要な事項は、規則で定める。

(平21条例49・旧第21条繰下)

(過料)

第24条 次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の過料に処する。

(1) 正当な理由がなく利用時間が終わった後も利用を続ける者

(2) 第8条第1項の規定により利用の許可を取り消し、又は利用を制限し、若しくは退館を命じたにもかかわらず、利用を続ける者

(3) 第15条の規定により入館を拒み、又は退館を命じてもなお入館しようとする者又は退館しない者

2 詐欺その他不正の行為により使用料の徴収を免れた者は、その免れた金額の5倍に相当する金額(当該5倍に相当する金額が5万円を超えないときは、5万円とする。)以下の過料に処する。

3 前項に定めるもののほか、使用料に関する手続に違反した者は、5万円以下の過料に処する。

(平21条例49・旧第22条繰下・一部改正)

附 則

(施行期日)

1 この条例は、平成18年3月27日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、合併前のうしぶか海彩館の設置及び管理に関する条例(平成8年牛深市条例第29号。以下「合併前の条例」という。)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例の相当規定によりなされたものとみなす。

3 第10条の規定にかかわらず、平成18年3月31日までに、利用許可を受けたものに係る利用料金については、なお合併前の条例の例による。

附 則(平成21年条例第49号)

(施行期日)

1 この条例は、公布の日から施行する。

(経過措置)

2 この条例の施行の日の前日までに、この条例による改正前の天草市うしぶか海彩館条例の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、この条例による改正後の天草市うしぶか海彩館条例の相当規定によりなされたものとみなす。

附 則(平成26年条例第9号)

(施行期日)

1 この条例は、平成26年4月1日から施行する。

(使用料に関する経過措置)

2 この条例(第2条から第7条まで、第28条から第31条まで及び第37条(天草市立病院の使用料等に関する条例別表の改正規定に限る。)を除く。)による改正後のそれぞれの条例の規定は、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)以後に行う施設の使用に係る使用料で施行日以後に納付するものについて適用し、施行日前に行った施設の使用に係る使用料で施行日前又は施行日以後に納付するもの及び施行日以後に行う施設の使用に係る使用料で施行日前に納付するものについては、なお従前の例による。

附 則(令和元年条例第4号)

(施行期日)

1 この条例は、令和元年10月1日から施行する。

(使用料等に関する経過措置)

2 この条例(第5条、第20条から第22条まで、第25条(天草市立病院の使用料等に関する条例別表の改正規定に限る。)及び第26条の規定を除く。)による改正後の使用料及び占用料に関する条例の規定は、この条例の施行の日(以下「施行日」という。)以後の使用、占用又は利用に係る使用料又は占用料で施行日以後に納付するものについて適用し、施行日前に行った使用、占用又は利用に係る使用料又は占用料で施行日前又は施行日以後に納付するもの及び施行日以後に行う使用、占用又は利用に係る使用料又は占用料で施行日前に納付するものについては、なお従前の例による。

別表(第9条、第17条関係)

(平21条例49・平26条例9・令元条例4・一部改正)

利用時間

区分

基本使用料

冷暖房料

(1時間当たり)

午前9時から正午まで

正午から午後5時まで

午後5時から午後10時まで

魚道場

1,620円1,650円

2,160円2,200円

2,160円2,200円

冷房 760円770円

暖房 540円550円

ハイヤ道場

1,620円1,650円

2,160円2,200円

2,160円2,200円

市民ギャラリー

1,620円1,650円

2,160円2,200円

2,160円2,200円

あかね棟前広場

1日当たり(午前9時から午後8時まで) 3,240円3,300円

天草市うしぶか海彩館条例

平成18年3月27日 条例第222号

(令和元年10月1日施行)

体系情報
第9編 産業経済/第4章
沿革情報
平成18年3月27日 条例第222号
平成21年7月1日 条例第49号
平成26年2月26日 条例第9号
令和元年6月28日 条例第4号